2015.05.16
中高6年間の様々な活動が確かな学力と豊かな人間性を育み、生徒一人ひとりの夢と目標を大切に育てます。生徒一人ひとりが望む進路へ進めるように具体的なイメージと目標を持つことで、進路実現に向けてモチベーションや学習意欲を高め、生徒の自主的な努力の継続に結びつくように指導を行っています。
中学ではまず、家庭での学習習慣や勉強する姿勢を身につけることに重点を置いた指導をします。高校からは具体的な目標設定を行い、生徒一人ひとりが自分らしく輝くための、きめ細かな進路指導を行います。
4月
高校生活の第一歩となる1泊2日の合宿。自分史を書き、家族からの手紙で愛情を再確認しながら、将来の進路を考えます。全員がクラスメイトの前で「これからの自分」を語ることで、未来の目標に向けて歩み出すきっかけになります。
東大や京大など難関大を目指す高3生を対象に、通年かけて行うハイレベルな特別講座。2015年度は約40名が参加し、全11講座を開講します。
5月
中3〜高3の生徒へ配布。内容は学年ごとに異なり、入試のしくみや学習方法のアドバイスなどを掲載しています。
6月
中3以上の生徒を対象に、進路についての講演会を随時開催します。学年ごとにタイムリーな話題を提供し、生徒たちを激励します。
7月
8月
高1・高2の約60名が参加し、自学自習に取り組む2泊3日の合宿。3日間の勉強時間は約30時間。これを機に学習の質・量ともに変わる生徒が多く見られます。卒業生も参加し、後輩たちにアドバイスをしてくれます。
東大志望の生徒を対象に、1泊2日のツアーを実施。丸1日かけて東大の研究室の見学や、現役東大生との座談会を行います。女学院OGの東大ライフも聞けます。
9月
10月
11月
12月
1月
センター試験終了後から2次試験までの約1ヶ月間は、ほぼ毎日、個別指導を行います。教員は授業以外の時間のほとんどを費やし、一人ひとりの生徒に最後まで向き合います。
2月
3月
卒業したばかりの先輩からの合格体験談や、外部講師による講演を聞きます。残りの高校生活をどのように過ごすべきか、生徒たち自身が真剣に考える機会になります。
高校では志望する大学の学部や学力に応じて、進路別の授業が行われます。全教科のうち高2で約1/3、高3で約2/3が自由選択科目なので、一人ひとりの進路に合わせて効率よく勉強することができます。休み時間や放課後には、教員室へ質問に来る生徒が多く、生徒の希望に応じて、教科担当者が個別指導をすることもあります。
大学名 | 合格者数 | 学部学科等 |
---|---|---|
京都大学 | 3 | (工・地球工)1,(農・食料環境)1,(理)1 |
大阪大学 | 3 | (外国語)1,(工・環境エネ)1,(医・保健放射線)1 |
九州大学 | 4 | (芸術工・画像設計)1,(法)1,(農・生物資源環境)2 |
神戸大学 | 7 | (文・人文)2,(経営・経営)1,(国際人間)2 (医・保健看護)1,(医・保健検査)1 |
大学名 | 合格者数 | 学部学科等 |
---|---|---|
広島大学 | 23 | (文)1,(法)2,(教育)7,(工)2,(医・保健看護)3 (歯・歯)1,(歯・口腔保)1,(薬・薬)3,(総合科学)1 (生物生産)2 |
県立広島大学 | 2 | (人間文化・国際文化)2 |
広島市立大学 | 2 | (情報科学)2 |
大学名 | 合格者数 | 学部学科等 |
---|---|---|
医学部医学科 | 2 | 佐賀1,旭川医科1 |
歯学部歯学科 | 1 | 広島大学1 |
薬学部薬学科 | 4 | 広島大学3,山陽小野田市立山口東京理科1 |
大学名 | 合格者数 |
---|---|
早稲田大学 | 6 |
慶応大学 | 3 |
上智大学 | 4 |
東京理科大学 | 5 |
国際基督教大学 | 1 |
同志社大学 | 30 |
立命館大学 | 40 |
大学名 | 合格者数 |
---|---|
関西学院大学 | 44 |
関西大学 | 10 |
明治大学 | 7 |
青山学院大学 | 2 |
立教大学 | 9 |
中央大学 | 11 |
法政大学 | 6 |
大学名 | 合格者数 |
---|---|
北里1,福岡1,久留米1,埼玉医科1,金沢医科2,川崎医科1 | 7 |
※2017年度高3卒業生徒数223名 + 過年度生
・Valparaiso University
・Royal Holloway University London
(foundation course)
・Loyola University Chicago
・King’s College London
・University of Wisconsin-Green Bay
・オランダ国立バレエ学校
・Queen Mary University of London
(foundation course)
私は高校3年間Global Issuesを受講し、12月ごろまで活動していました。そのため直前になると、周りを見て焦りを覚えるときもありました。
しかし、自分なりの目的をもって活動に臨んでいたため、活動の度に自身の成長を実感し、無駄な時間を過ごすことなく、勉強と両立させることができました。
また私は、塾へ行かない代わりに、学校の自習室と難関大対策講座を利用していました。先生方は私の解き方の特徴をよく理解して下さっているので、添削・アドバイスは毎回的確で、最後の最後まで丁寧に指導していただきました。
高3の6月末までは部活(新体操)を続けていましたが、隙間時間などをうまく活用し、両立できました。部活引退後は、部活の時間をそのまま自習室での自習時間に当てました。また、塾へは行かず、学校の授業と放課後の難関大講座を中心に勉強しました。難関大講座は「東大英語」「東大国語」「東大文系数学」「東大世界史」「東大地理」を受講したので、ほぼ毎日、放課後に授業があり、その予習などで大変な時期もありました。
しかし、先生方の前向きな応援・指導で、諦めずに勉強を続けることができました。センター試験後も、東大対策の授業があり、最後まで東大に向けて集中できました。
高2の春に「トビタテ!」留学JAPAN制度で韓国に短期留学した際に、日本では馴染みの薄い食品生命工学について興味を持ち、帰国後は本格留学を目指して韓国語の学習に最優先で取り組みました。高2の夏にはまだTOPIK1級でしたが、1年後には大学志願に必要な4級の資格を取得することができ、最終的にはソウル大学に合格することができました。
目標ができれば、やるべき事は自ずと決まります。国際化志向でSGHでもある広島女学院で学べたことで、「トビタテ!」奨学生にも選ばれ、早めに目指す道を決められた事に感謝しています。
高2 でアメリカに1 年間留学し、復学後は日々の授業を大切に取り組みました。女学院では毎日の礼拝や課外活動で、倫理的な問題や社会的課題に対してどう向き合うか、物事を多角的に考える機会が多くあります。このような経験が自分自身を見つめる機会となり、目指したい自分像を確立することができました。親身になって相談にのってくださった先生方や、共に成長し高い目標を共有できる友人、このような環境を与えてくれた女学院、そして両親に感謝しています。
塾には行かず、ひたすら授業の予習復習を徹底しました。夏休みまで部活を続けていたので、志望校のレベルを落とすべきか悩んだこともありましたが、先生方が前向きに応援してくださったので、諦めずに勉強を続けることができました。センター後は各教科で一橋対策の授業をしてくださり、とても助かりました。毎日自習室に行って友達の頑張っている姿を見ると、私もがんばろうと思うことができ、毎日の礼拝では、勉強する目的を明確にすることができました。