グローバル社会で互いに意志を伝え理解し合うのに必要となる英語。論理的思考を支え「なぜ」の探究心を育む数学と理科。本校では国際性と探究力を備えた女性を育てるためその土台となる英語と理数教育に積極的に取り組んでいます。
授業以外にもさまざまな角度から英語に触れられる機会がたくさん。「聴く」「読む」「書く」「伝える」「やりとりする」という五つの技能をバランス良く高めます。
中高6年間を大きく3つの期間に区分し、各期間ごとに目指す英語能力を設定。
目標レベルを達成するために、習熟度別授業や個別指導も実施しています。
教科書以外にも「読む」課題を課し、幅広いジャンルの洋書を生徒が自由に読める環境を整えています。
eラーニングを取り入れ、語彙(い)力の強化とともにタイピングの上達も図ります。外部試験でも役立っています。
eラーニングを取り入れ、語彙力の強化とともにタイピングの上達も図ります。
中1から高2まで毎年校内コンテストを開催。中学のオラトリカルコンテストでは各クラスから選ばれた代表生徒が全校生徒の前で暗唱やスピーチをします。高校ではスピーチ・プレゼンテーションコンテストや英語エッセイライティングコンテストなどに挑戦します。校外のコンテストにも参加し、入賞を果たしています。
海外研修制度が充実しているのも本校の特徴ですが、日常的に海外から多くの来客があるため、学校を案内することや意見交換を通して校内にいながら英語力を磨ける機会に恵まれています。
ネイティブスピーカーから生きた英語を学ぶアナログ学習に加え、主にインターネットを活用して英語の基礎的な表現力を育成するデジタル学習「eラーニング」を並行。英語のタイピングも練習します。アナログとデジタル双方の良さをバランス良く取り入れた指導で英語力を伸ばします。
中3では本校卒業生の絵本作家・森本順子さん制作「My Hiroshima」(森本さんの被爆体験をもとにした絵本)を読みます。高1・3年では本校英語科が1976(昭和51)年に英訳出版した「Summer Cloud」(原文:広島女学院原爆被災誌「夏雲」)を読み、英語でヒロシマを学びます。また海外からの来客者に平和公園の慰霊碑を英語で案内するボランティア活動「碑めぐり案内」に取り組む生徒もいます。
基礎力の定着を図り、副教材やICT機器を活用しながらスムーズに発展レベルへ。習熟度や希望の進路に合わせて、効果的に力を伸ばせるよう指導します。
中1・2では教科書を中心に授業を進め、基礎力を養成。さらに副教材で発展的な問題に挑戦しながら、ノート提出や小テストで学習定着度を確認します。中3からは高校数学の先取り学習が始まり、発展的な学習内容にスムーズに対応するため、解く過程(考え方)もしっかり理解した上で答案を書くよう指導します。
視覚で捉えることによって理解が深まる単元(立体図形や関数のグラフなど)には、必要に応じてICT機器を用います。生徒自ら端末を活用することで、想像力や応用力の向上を図り学習意欲を高めます。端末で理解を深めたら、今度は自分の力で図形やグラフをノートに描けるよう練習します。
見て、触れて、確かめて。理科が好きになる体験型の授業を展開。興味・関心に従って深く追究する楽しさ、解明する喜びを感じながら成長できるカリキュラムです。
中学では自分で見て、触れて、確かめる過程を大切にしています。授業の大部分は二人一組での実験と観察を中心に進められ、レポート作成を通して書く力や考える力を育成。中3では各自で決めたテーマで全員が研究に取り組み、様々なコンクールへの出品に力を入れています。大学の協力を得て実践的な研究を行う「グローバルサイエンスキャンパス広島」に参加する生徒もいます。
●教育長賞(広島県科学省 入選)1名受賞
「卵殻を使った虫歯予防の実験」
●優秀賞(広島県科学省 入選)2名受賞
「遠くへ良く飛ぶ折る紙飛行機とそうでない折る飛行機の差」
「なぜペットボトルのジュースを凍らせると薄味になるのか」
●優良賞他23名受賞
高2生物
例年、広島女学院大学の教授を招いて生物の出張授業を実施しています。実際の大学の分析を高校で体験でき、多くの生徒が刺激を受けました。
参加内容 | 学年 | 人数 |
---|---|---|
広島大学グローバルサイエンスキャンパス事業 | 高1 | ※2名 |
化学グランプリ | 高1 高2 |
3名 |
生物学オリンピック | 高1 高2 高3 |
3名 |
科学の甲子園ジュニア | 中2 | 12名 |
科学の甲子園(団体5位) | 高1 高2 |
6名 |
※(過年度データ)内1名はジャンプステージ進出し、今年度、広島大学の教員の下で研究を行います。