ずっと目指していた目標、やっと見つけた夢。
広島女学院では一人ひとりが夢中になれる宝ものを見つけ、自分を磨き、羽ばたいていきます。卒業後もさまざまなフィールドで学び、成長を続ける先輩に、中高時代を振り返ってもらいました。
2021年度卒業
岡崎 歩璃さん
2021年度卒業
住田 志乃さん
2021年度卒業
池田 楓香さん
2011年度卒業
新田 菜都美さん
2000年度卒業
樋渡 彩さん
1993年度卒業
孝子さん
2021年度卒業
岡崎 歩璃さん
九州大学 薬学部 臨床薬学科 進学
私は中高6年間バレーボール部に所属していました。そのため塾には通わず、学校の課題をきちんとこなし、定期テストの際は全力で勉強していました。高校生になると、受験勉強をする上で重要なことは日々の授業で先生方が教えてくださるし、それぞれの志望する大学に合わせて対応してくださるので、部活引退後はスムーズに受験勉強を始めることができました。難関大対策や二次対策でも、先生方は最後までサポートしてくださいました。広島女学院の先生方はいつでも優しく話を聞いてくださいます。周りの仲間は中1からの友達なのでとても心強く、最後まで受験に立ち向かうのに最適な環境です。
2021年度卒業
住田 志乃さん
早稲田大学 国際教養学部 国際教養学科 進学
広島女学院での6年間には、平和や人権に関する学習の中で、多面的に考えそれらに向き合う機会が多くありました。特に、世界の第一線で活躍されている卒業生のサーロー節子さんの講演には心を打たれました。私は次第に社会に貢献できる人間になりたいと強く思うようになり、国際教養学部を志望しました。吹奏楽部の活動と両立しながら、定期テストや授業など日々の学習を大切にしていたおかげで、高3になってからはその基礎力を基に発展的な学習を効率よく進めることができました。受験は孤独な闘いでしたが、親身に話を聞き、苦しみを共有してくださる先生方に救われました。恵まれた環境で学べたことに、心から感謝しています。
2021年度卒業
池田 楓香さん
ブラウン大学 進学
広島女学院で学んだ平和についてより広く深く追求したいと思い、海外の大学に進学を決めました。進学するアメリカのブラウン大学はカリキュラムに必須科目がないのが特徴で、生徒一人ひとりが自らの興味と関心に応じて自由に学ぶことができます。このスタイルに興味を持ったのは広島女学院でのGlobal Issuesや、さまざまな探究活動のおかげです。海外の大学受験は国内とは必要とされる要素や評価が違います。しかしながら担任の先生をはじめたくさんの先生の手厚い指導により、あまり前例のない受験を実現することができました。多様な選択肢をサポートし、夢の実現のために全力で応援してくれる進路指導が、広島女学院の魅力だと思います。
2011年度卒業
新田 菜都美さん
広島修道大学 法学部 法律学科 卒業
神戸大学 法科大学院 修了
富士フイルムビジネスイノベーション 法務部(弁護士) 勤務
6年間の広島女学院での経験を通して「行動しなければ何も始まらないから、どんなことでもまず挑戦してみること」「挑戦するだけで終わらせず、努力を継続すること」の大切さを学びました。昔の私は弁護士に憧れを抱く一方で「私なんて弁護士になるのは無理だ」と決めつけていました。しかし広島女学院での学びから「挑戦してみよう」と考えをあらため、できる限りの努力を続けた結果、弁護士になることができました。企業内弁護士として働く今も、さらなるスキルアップを目指して、挑戦と努力を続けています。広島女学院は人生を歩む上で軸となる考え方を教えてくれ、それは今の私にとってかけがえのない財産となっています。
2000年度卒業
樋渡 彩さん
芝浦工業大学 工学部 建築学科 卒業
法政大学大学院 工学研究科 修了
近畿大学 勤務
この文章のタイトルは、学生時代の経験から私が大事にしていることであり、教育する立場になった今、学生に伝えていることです。広島女学院では友人に恵まれ、楽しいこと、辛いことを共有し、さまざまなことを議論しました。広島女学院に考える力のある生徒が多いのは、教育環境も大きく影響していると思います。部活では共に闘い、時にふざけ合い、切磋琢磨することで仲間との絆が深まりました。何かに打ち込むことも大切です。勉強だけでなくスポーツや音楽活動など好きなことに出会うと心が豊かになります。興味・関心を追求できる環境、個性を大切にする広島女学院だからこそ、卒業生が多くの分野で活躍しているのだと思います。
1993年度卒業
孝子さん
ドイツ国立ハンブルク音楽演劇大学 器楽学科 教会音楽学科 卒業
エリザベト音楽大学大学院 音楽学部器楽学科(パイプオルガン)修了
エリザベト音楽大学 勤務
広島女学院の朝は礼拝で始まります。短い瞑想の時は、学校生活の中で一番好きな、かけがえのない時間でした。悠久の時を経てなお変わることのない聖書の言葉を開き、パイプオルガンの音色に声を合わせ、自分も長い歴史の一部を担っていること、大切な存在であることを教えていただきました。卒業後は日本とドイツの大学で学び、ドイツの教会でオルガニストとして勤めるという夢を果たし、帰国して後進の指導にあたっています。オルガニストになるという漠然とした想いを真剣に受けとめて、熱心にご指導くださった先生、切磋琢磨し励まし合った仲間。ここで得たものは一生の宝物です。広島女学院で自分の想いを大きく育ててみませんか。