2023.03.14
被爆体験を未来に伝えるために開発された、最新の人工知能(AI)を使った応答装置を、女学院生が体験する機会をいただきました。
未来の若者に被爆当時の記憶や思いを伝えていくため、NHKと国立原爆死没者追悼平和祈念館が、最新の音声認識技術や人工知能を活用し、質問に答えることができる「被爆証言応答装置」を開発されました。
1月に、女学院の中学生2名・高校生2名がこの装置を体験させていただきました。
モニターに映し出された被爆者梶本淑子さんに、被爆当時のようすや家族のこと、当時の学校生活のこと、被爆後のこと、などを質問すると、映像の梶本さんが答えてくれました。
本当に梶本さんがそこにおられるようでした。
被爆者の方のお話を直接聞けるのはあとわずかと言われています。
そういったなかで、未来につながるこのような装置が開発されたことは、ヒロシマの平和をこれから語り継いでいくためにとても意義深いことだと感じました。
NHKの番組で紹介されます。ぜひご覧ください。(体験した女学院生も出演するかもしれません)
NHK BS1「永遠に語り継ぎたい ~未来へ残す、あの時の記憶~」
3月18日(土) 午後9:00~9:49〈全国放送〉