2022.10.05
美しい朝日と海を見ながら早天礼拝を持ち、修学旅行の2日目がスタートしました。
今日は以下の8コースに分かれての平和学習です
・沖縄尚学高校との交流プログラム
・平和公園周辺フィールドワーク
・ひめゆりフィールドワーク
・対馬丸記念館
・南風原文化センター
・首里城公園
・コザフィールドワーク
・普天間フィールドワーク
このうちの1つ、宜野湾市にある普天間では高台に上がり、「世界で最も危険な飛行場」と呼ばれる普天間基地を見下ろし、フェンス越しにも敷地内を見ました。いくつもの学校、商業施設、住宅街が立ち並んでいるそのど真ん中に、広大な基地は存在するのです。軍用機が飛び立つ時の轟音と、辺りに立ち込めるエンジンの匂い。このような環境と隣り合わせである現実を思い知らされました。
米軍ヘリコプター墜落で被害を受けた沖縄国際大学の木
その後、沖縄戦最後の地である糸満市に移動し、ひめゆり資料館を訪れました。教員になることを目指して学校生活を送っていた少女たちが、従軍看護婦として駆り出され、志半ばで命を絶たれていきました。この碑の下には、彼女たちが従事した陸軍病院外科壕が奥深くまで続いています。
平和祈念公園、そして資料館を訪れ、地上戦となった沖縄戦の惨劇を学びました。
そして、糸数アブチラガマへ入壕。77年前、兵士、住民が身を潜めたこのガマで何があったのか、ガイドさんのお話を聞きながら、暗いガマの中を懐中電灯を頼りに進みました。
途中スコールにも見舞われた平和学習2日目でしたが、実際に場所を訪れ、自分たちの目で見て聞いた体験は何にも代えられない学びとなりました。