2018.02.09
中2PSでは年間を通じ「多様な原爆観を知る」ということをテーマに学習してきました。
2月8日(木)6時間目には広島大学大学院より韓国、中国、インド、アメリカの方計4名にお越しいただき、それぞれの国で原爆をどのように考えているのか、あるいは原爆についてこれまで自国でどのように学んできたのかということをパネルディスカッション形式で話していただきました。
我々はともすれば「被害(原爆を落とされた)」という面からのみ原爆を見がちですが、太平洋戦争中の日本との関係によっては原爆の見方に違いがあることも分かりました。ただ、4名の方が共通しておっしゃっていたのは、「もし原爆以外の方法で戦争を終わらせることができたのならそれが一番であったし、何より戦争を起こさないようにすることが大切だ。」ということであり、とても印象的でした。
4名のパネリストの方は放課後も時間を取ってくださり、中2以外の生徒も、原爆や平和について話す機会が持てました。