2016.03.31
3/28(月)から4/1(金)までの5日間、中学3年生と高校1年生の22名がEmpowerment Programに参加しています。このプログラムでは、海外トップクラスの大学生と一緒に、少人数でのディスカッションやプロジェクトワークを全て英語で行い、生徒たちはコミュニケーション力や広い視野などを身につけていきます。開始から今日でちょうど3日経ちましたが、22人みんなが英語でのコミュニケーションに徐々に慣れつつあるようです。ほんの少しではありますが、3日間で生徒たちがどんなことに取り組んだかご紹介致します。
3/28
初めはみんな緊張した面持ちでしたが、様々なアクティビティを通じて少しずつ打ち解けていきました。
「ポジティブシンキングについて考える」というのが、この日のメインテーマでした。大学生をリーダーとして、グループ内で意見を出し合い、まとめたものをその日の最後に発表しました。
初日が終了した後、参加している生徒からは「大学生から、辞書を使わずに自分が知っている言葉で話そうね、と言われたのでその通りに頑張りました」、「英語で考えて話すのは大変だし、頭が疲れたけど楽しかった」という声を聞くことができました。
3/29
プログラム2日目を迎えました。
午前中のテーマは「自分のアイデンティティについて考える」でした。特に中学3年生にとっては「アイデンティティ」がなじみのない言葉だったことと、今までに考えたことのないテーマだったので、相当頭を悩ましていたようです。
午後は「自分の学校は環境に優しいか?」というテーマだったので、それを念頭に置いて大学生と一緒に校内散策をするところからスタートしました。会場に戻ってからは、校内散策で得た情報を整理し、同じテーマでディベートに挑戦しました。賛成派と反対派に分かれて、活発にやり取りをすることができました。「制限時間内に反論しないと、相手側の得点となってしまう」というルールだったため、なかなかの白熱ぶりを見せていました。
3/30
プログラムも折り返し地点の3日目。
午前のテーマは「グローバル社会で求められる女性のリーダーシップとは」というものでした。生徒たちにとってなじみのあるマララさんを例として取り上げ、「リーダーに必要な素質は何か」や、「リーダーとはどういう存在であるべきか」を考え、グループごとに意見をまとめ、寸劇の形にして発表しました。
午後は自分たちの住む広島やそこでの日常生活をテーマに、各グループでプレゼンテーションを作成しました。内容はそれぞれ異なり、宮島やプリクラについて図や自分で描いたイラストを用いながら説明したり、広島にまつわる問題をクイズ形式で発表したりなど、どのグループも工夫を凝らした発表をしていました。
エンパワーメントプログラムも残すところあと2日となりました。引き続き生徒たちが頑張る様子をお知らせしますのでお楽しみに!!