沖縄修学旅行2日目は6つのコースに分かれてフィールドワークを行いました。
私は沖縄尚学高校・地域研究部の生徒たちと交流し、沖縄戦で使用されたガマや病院、学校の跡地などを巡りました。その跡地やバスの中で彼らが沖縄戦について私たちに詳しく説明してくれたり、意見交換をしたりなど同世代の人たちから多くの刺激を受けました。
また、糸数アブチラガマにも実際に入らせていただきました。ガマの中で懐中電灯を消してみると真っ暗でなにも見えず、当時の学徒隊や傷を負った兵士たちがこの中で生活していたということが信じられませんでした。ガイドさんがおっしゃっていた「あなたたちはこのガマの中から出られるってわかっているけれど、当時の人たちはいつ出ることができるかわからない状態で必死に過ごしていた」という言葉がとても心に残りました。
平和祈念公園も訪問し、資料館で当時の写真や映像、そして平和の礎に刻まれている民間人を含めた戦没者の名前を見て沖縄戦の恐ろしさを改めて実感しました。
この日は私たちにとって忘れられない1日となり、二度と戦争が繰り返されないようにこの体験を活かして継承していかなければならないと強く思いました。
最後に、沖縄尚学高校・地域研究部の生徒たちを含めフィールドワークに携わってくださった方々、糸数アブチラガマのガイドの皆さん、貴重な体験をさせていただき本当にありがとうございました。