2023.02.12
Global Issues 九州研修➁
最終日は水俣病についての学習を行いました。
午前中はフィールドワークでした。1958年までメチル水銀が流されていた百間排水口やチッソの正門、水俣川の河口などを訪れ、その土地の雰囲気や実際に埋め立てられた土地も知ることが出来ました。
昼食の後は、水俣学研究センターの方と、実際にチッソで働かれていた方の講演を聞きました。基礎知識やその当時の考えられ方などをお話して下さいました。水俣病は昔のことでありもう終わったことと思われている現状に対し、「教育とは弱い人の立場に立って真実を伝えることである」というお話がとても印象に残っています。
講演の最後には、3つの事を私たちに伝えてくれました。
①学生として勉学に励む
②自分の住んでいる町や地域、社会に目を向ける
③夢と希望を持って進む
1泊2日という短い期間ではありましたが、机に座っているだけでは学ぶことが出来ない事を沢山学ぶことができ、実際にその土地に行って自分の目で見てみることの大切さを知れるなど、とても充実した時間を過ごすことが出来ました。(高1GI生)