Menu
EN

広島女学院中学高等学校

更新情報

2020.04.07

新中1新学期スタート(中1担任より)

今日は入学礼拝でした。このような状況の中、いつもとは違った形にはなりましたが、新入生を迎えることができ嬉しく思います。内容をカットし時間を大幅に短縮。また、在校生の参加の取りやめと新入生の保護者は1名のみ参加という形でスペースを十分に確保し、参加者が密集しない工夫をしました。たくさんの方々の協力のおかげで、無事この日を迎えることができ感謝でいっぱいです。

その後、教室で担任からのお話です。その中で、「聖書袋のプレゼント」が行われます。聖書袋とは、女学院の礼拝に欠かせない聖書と讃美歌を入れておく手作りの袋です。この袋の制作者は、この春に女学院を旅立っていった卒業生です。6年間女学院で過ごした卒業生が、女学院の「こころ」を新入生に伝えるために精一杯作ります。出会うことのない後輩のことを想像し、たくさんの思いを込めて贈るプレゼントです。これは、30数年前から繰り返し女学院で行われてきた営みです。激しい変化の時代にあっても、変わらぬ女学院の「こころ」はこうして引き継がれています。

2020年度入学78回生が、これから6年間、楽しいことも辛いことも経験しながらどう成長し、そして旅立ちの日にどんな「こころ」をこの女学院に残していってくれるのか今から楽しみでなりません。78回生の未来に幸多からんことを祈ります。