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広島女学院中学高等学校

更新情報

2016.02.23

中3PS&公民科 模擬国連授業「核廃絶条約」

中3PSでは、「核廃絶」をテーマに学習をしています。3月に各自が「核廃絶の是非」についての小論文を作成しますが、それにむけて、2学期の研修旅行や冬休みの読書課題などで知識を深めてきました。今回、PSと公民科が連携し、模擬国連授業「核廃絶条約」(全3回)を行いました。

 

クラスが6~7人のグループに分かれ、それぞれ担当国の大使となります。そして、「核兵器廃絶条約」の採択の是非について、激論を交わしました。

まず、配られたカードや資料をもとに、各国が「核廃絶条約」に賛成か反対かの立場を決めます。そして、自国の利益を追求しつつ、他の国を説得していきます。国の歴史的背景や産業構造、所得水準などを分析しながら、相手国と交渉しました。だんだん慣れてくると、これまでの社会科の学習をもとに、交渉相手国と貿易摩擦の解消や経済支援、TPPのような経済連携協定を結ぶ国が現れたり、中には武力での脅しをかけたり、秘密条約を結んで“二枚舌外交”をする国も現れました。まさにクラスが現在の国際情勢の縮図となったようでした。

採決では一国一票。最後まで粘って説得する国、ぎりぎりで裏切る国が現れるなど、なかなかドラマティックな展開となり、生徒たちはとても楽しんで学習することができました。

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最後に、生徒の感想を紹介します。

「このクラスだけでも意見を調整するのがとても大変だったのに、200近くある国が集まったら、もっと大変で議論が複雑になることがよくわかった。もっと相手国のことを知らないといけない。」「今までは核廃絶をすすめることは当たり前のことで、なぜそれが進まないのか疑問に思っていた。しかし核廃絶の実現と貧困を解消することを一緒に考えなければならないことがわかった。」「今まで考えたこともなかった核保有国の理屈が良くわかった。核廃絶をすすめるには、他の視点を持つことが重要だと思ったし、それで前進できることもわかった。」

3月に書く小論文が楽しみです。

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