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広島女学院中学高等学校

更新情報

2023.05.16

ノーベル平和賞受賞のサーロー節子さん来校

ノーベル平和賞受賞のサーロー節子さんが来校されました。

サーローさんは女学院の卒業生。今月行われるG7に合わせて、来日されました。

今日は午前中を特別プログラムとして、全校でサーローさんの講演を聞きました。

学生時代の思い出、被爆した当時の様子、ICAN(核兵器廃絶キャンペーン)の活動と、核兵器禁止条約を成立させたことへの思い。

91歳とは思えない力強い言葉の数々に、生徒達は聞き入っていました。

 

サーローさんは、高層階から見渡した久しぶりの広島の景色に様々な思いでが蘇ったと言います。

原爆で亡くなった甥が最後に口にした冷凍みかんの果汁。それをくれた兵隊さんにお礼するため庄原まで出かけた記憶。

人と人が繋がること、尊重し合うことの素晴らしさを感じたそうです。

平和の実現に向けて行うことは、まずは自分自信を理解すること、そして隣人を尊重することです、と私達に伝えてくださいました。

 

また、講演会は質疑応答の時間が多く取られました。高校生からはこんな質問が。

「東京の学生と対話の場をもったときに、『核廃絶は可能なのか』という質問をされた。このような質問をされたときにどう返したらいいのか、ずっと考えているんです。もしサーローさんなら、どう返答されますか」

サーローさんは、

「核廃絶は、できるかできないかではない。するかしないか、だ。あのようなことを二度と起こしてはいけない。非人道的な核兵器を許すわけにはいかない。廃絶しなければならないのだ」という旨のお答えをしてくださいました。

質問をした生徒は、

「外交のために核兵器が必要なのではないかという質問があるたびに、どのように返せばいいのかわからなかった。でも、お話を聞いて、核兵器の廃絶は『CAN』じゃなくて『MUST』であると再認識した。」と話していました。

生徒達は、日々の学びの中で平和実現への思いを培っています。