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広島女学院中学高等学校

卒業生の声

卒業生の声

ずっと目指していた目標、やっと見つけた夢。
広島女学院では一人ひとりが夢中になれる宝ものを見つけ、自分を磨き、羽ばたいていきます。卒業後もさまざまなフィールドで学び、成長を続ける先輩に、中高時代を振り返ってもらいました。

  • 2024年度卒業

    久留島 遥愛さん

  • 2024年度卒業

    玉田 桃実さん

  • 2024年度卒業

    岩永 愛央さん

  • 2018年度卒業

    白井 楓花さん

  • 2001年度卒業

    大竹 真弓さん

  • 1995年度卒業

    内田 ゆきさん

2024年度卒業

久留島 遥愛さん

広島大学 医学部 医学科 進学

多くの出会いと
チャンスにあふれた日々
追い続けた夢の、その先へ

私は医師になるという夢を抱いて、広島女学院に入学しました。最初は漠然としていましたが、学校生活を通して、医師になったその先の自分について考えるようになりました。特に高校3年間所属したGI(Global Issues)では、身近に潜む問題から国際的な問題まで幅広い知識を身につけ、さらに、学んだ問題について自分なりの意見を持つという経験をすることができました。今は医師として、医療へのアクセスが困難な地域に、医療を充実させたいと考えています。この夢をサポートしてくださった先生方や外部講師の方との出会い、GIで得た多くのチャンスのおかげで、夢が明確になり、高いモチベーションを持って大学受験に挑むことができました。

2024年度卒業

玉田 桃実さん

九州大学 工学部 Ⅱ群 進学

いろいろな考えに出会い
自分自身を見つめ、
模索した6年間

広島女学院では、卒業生の方や大学教授の講演会を聞く機会があります。私は中高6年間でさまざまな講演会を聞く中で、環境問題に興味があることに気づき、さらに学校に出張授業に来てくださった九州大学の教授の研究に興味を持ち、進学を決めました。自分自身は何に興味がありどんな人になりたいのか、自らを見つめ、進路についてじっくり考える機会を与えてくれた広島女学院に感謝しています。私は塾に通っていなかったのですが、学校の自習室利用や難関大講座などの手厚いサポート、先生方や友達の支えもあり、チーム女学院で受験期を乗り越えることができました。今後も広島女学院での学びを自分の軸として歩んでいきたいと思います。

2024年度卒業

岩永 愛央さん

早稲田大学 商学部 進学

苦楽を共にしながら築く、
大きな絆
最高の仲間と先生に
出会える広島女学院

私は中高6年間マンドリン部に所属していたのですが、週6日の活動はかなり忙しく、高学年になると、しんどいと感じることもありました。しかし同級生や先輩方のサポート、学習状況に合わせた先生方のアドバイスのおかげで、部活動も勉強も怠ることなく、引退まで充実した日々を送ることができました。高3の全国大会で3位に入賞できたのは、うれしい思い出です。広島女学院はとてもアットホームな場所です。人それぞれ悩みを抱えることはあると思いますが、横を見れば、信頼できる先生方や同級生がいて、どんな時も支えてくれます。私が希望の進路を実現できたのも、このようなすてきな環境があったからこそだと感謝しています。

2018年度卒業

白井 楓花さん

東京大学 法学部第3類(政治コース) 卒業
日本経済新聞社 勤務

自分だけでなく
他者の視点も尊重し
多面的に考える姿勢を、
今も大切に

私は今、新聞社で記者をしています。広島女学院は、私が今でも大切にしている「複数の視点を持つこと」の重要性を教えてくれました。印象に残っているのは、平和教育や聖書の授業で、第2次世界大戦における日本の加害面について学んだことです。世界で起きているどんな出来事にも当事者が複数います。受けた痛みばかりに目を向けるのではなく「相手はどう思っているのだろう」「なぜこうなったのだろう」と考え続ける姿勢を育ててもらえたと思います。日々の授業でも、小さな質問にも真摯に応えてくださる先生方のおかげで、意欲的に学ぶことができました。広島女学院で過ごした6年間は、私にとってかけがえのない時間です。

2001年度卒業

大竹 真弓さん

北海道大学 農学部 卒業
北海道大学大学院 農学院(修士) 修了
株式会社ツムラ 勤務

仲間と一緒に考え
やり遂げた経験が
自信となり、
今の自分を支える原点に

広島女学院には生徒自身が考えて行動するチャンスがたくさんあります。私は文化祭の時、生徒会で裏方の仕事(植込みの飾り付けや舞台装置設営などを、ほぼ生徒だけで実行します)を経験し、一つずつ考えて積み重ねることの大切さについて、身をもって学びました。仲間と真剣に話し合い、やり遂げた経験は、自分の中で「できる」という自信につながっています。何より、かけがえのない仲間に出会えたことが財産です。授業では先生独自のプログラムで、植物採取やDNAの二重らせん構造を教わり、植物の生存戦略に魅せられて、進学先や今の仕事につながっています。自分の判断軸や活動エネルギーの原点がここにあります。

1995年度卒業

内田 ゆきさん

東京大学 文学部 社会学専攻 卒業
NHK(日本放送協会) 勤務

出会った人や
読んだ本が自分をつくる
「知る喜び」を楽しむ6年間

今思い返すと、中学と高校の6年間は、将来何をするのか、どのような人間になるのかと常に考え悩んでいた時期、そして出会った人や読んだ本など全てが肥やしになっていた時期でした。「知る喜び」というものを自覚したのは、中学2年か3年の頃だったと思います。その後、大学で社会学を専攻してNHKでドラマ制作に携わることになったのですが、何であれ興味を持つきっかけが、6年間の中にたくさんあったように思います。最近まで大河ドラマ「光る君へ」の制作を担当していたので、中高での授業を通じて古文や漢文という世界の片鱗に触れ、学びながらそれらを楽しんだ経験が大いに役に立ち、ありがたく懐かしい気持ちになりました。