NPT再検討会議　第1準備委員会③　高校生派遣団，ウィーン2日目。

更新情報

2017.05.04

ウィーンについて最初の朝を迎えました。幸運なことにとてもいい天気なので朝食を食べた後に少しホテルの周りを散歩してみました。緑にあふれた住宅街、穏やかな公園で聞こえる鳥の声、日本にはないまるでお城のような教会。そのどれもがとてもきれいでずっとウィーンにいたい気持ちになりました。（画像１）

そして国連に向かい、児玉三智子日本被団協事務局次長から話を聞きました。原爆投下の瞬間だけでなくその先もずっと被爆者の苦しみは続く、児玉さんから直接話を聞いていると本当にその苦しみが僕たちにも伝わってきました。ユースフォーラムに向けてとてもいい話を聞けました。（画像２）

続いてNPT第一回準備委員会の傍聴です。時間がなく、すべてを聞くことはできませんでしたが、それでもたしかに多くの国が、人々が核兵器の恐怖のない平和な世界を望んでいるということを感じました。

そのあとペトラさんに国連内部を案内してもらいました。国連内部はとても広く、きれいでまるでドラマや映画の中にでもいるかのような気持ちになりました。

そして最後にNPT第一回準備委員会NGOセッションを傍聴しました。児玉さんや平和首長会議から田上長崎市長、小溝事務総長など、多くの日本人が参加していました。しかし、朝から疲れが蓄積し続けていたため、傍聴さながらも少しうとうとしてしまっている人も見受けられました。

正直なところ今日一日だけでかなり疲れました。このブログを書いている今も眠くて眠くてしかたありません。でも今日一日で見たもの聞いたものすべてが新鮮で大事で、とてもいい経験をできたと心から思います。今日はしっかり寝て明日からも頑張ります！

担当：修道高校3年生洪秀有基