2016.07.06
5回目のPeace Studiesを7月1日(金)のLHRで行いました。カンボジア学習の最終回となります。
これまでの4回のカンボジア学習で生徒は自分たちなりのカンボジアについての歴史、痛み、現状を理解することができました。平和とは何かを考える上でも、今までとは違った新たな視点で考えることができるようになったと思います。また、平和を創り出すというためには何が必要なのか、どのような行動が必要なのかについても考えてきました。その辺りの視野を広げることができるよう昭和女子大学人間文化学部 国際学科 准教授の米倉雪子先生に講演をしていただきました。
講演ではカンボジアの現状と問題に対し解決に向けた取り組みについて、写真などを使いながら紹介していただきました。今までの学習で生徒はカンボジアでは地雷の被害が多いと思っていました。講演では地雷の被害よりも今は交通事故の被害の方がはるかに多く問題になっていることを聞かされ、多くの生徒は驚いていました。このように、現地事情をしっかりと踏まえることが国際協力をしていく上で大切であることを教えていただきました。この他にも国際協力の心得など多くのことを教えていただき、生徒の視野、活動の幅を広げていただきました。
