2023.03.04

中２LHR・総合　パネルディスカッション「世界の原爆観・平和観とは？」

今日の中2のLHR・総合の時間は、PS（Peace Studies 平和教育）で、広島大学の先生と留学生の方、学生さんに来校していただき「世界の原爆観・平和観とは？」というテーマでパネルディスカッションをしていただきました。韓国在住の大学の先生にもオンラインで参加していただき、貴重な意見を聞かせて頂きました。

これまで、中２では一年をかけて、アメリカとアジアの原爆観を学び、平和についての考えを深めてきました。夏休みから3学期にかけては、論文やポスターを制作し、自分が関心を持ったテーマで様々な資料を読み込み、まとめて発表する作業もしてきました。

今日、日本以外の出身の先生方や学生さんに「平和感」や「原爆観」を語っていただき、これまで自分が知りたかったことの答えがもらえた人や、改めて疑問や探究心をかき立てられた人も多くいました。

戦争がないことが平和といえるのか？過去の歴史を学ぶ意図は何なのか？

1時間程度という短い時間でしたが、先生方のお話を聞くことができたことで、とても濃い時間を過ごし、深い学びになったと思います。「過去の事実は変えられないけれど、歴史を知ることで、過去と同じような悲劇を避けることはできるかもしれない」・「未来の平和をつくっていくのはあなたたちです」というパネラーの先生の言葉に、中2のみなさんの背筋がピンと伸びたような気がしました。これからもずっと、みんなで共に学び、考えていきましょう。