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広島女学院中学高等学校

更新情報

2019.05.02

NPT3日目

まずはNPT再検討会議第3回準備委員会NGOセッションを傍聴しました。

被爆者の方や広島市長、長崎市長 を含む16の団体のスピーチを聴きました。どの団体も

「核兵器禁止条約に署名してほしい」や「対話による交渉を進めてほしい」と核廃絶への熱いメッセージを受け取ることが出来ました。中でも最後にスピーチした様々な国の若者代表のスピーチが一番印象に残りました。核兵器は国境を越えた脅威である事、事故や意図的に使用される可能性がある事、製造費を社会保障などの費用に当てられる事、平和教育を促進させるべきだという事など私たちの意見と重なるところが多く、また同世代の世界の若者が同じように核兵器廃絶に向け活動していることが分かりとても励みになりました。

お昼は国連内のカフェテリアで食べ、昼食中も活発に議論を繰り広げている職員の方々が多く見られ刺激を受けました。その後短時間でしたが国連内の売店でここでしか買えない国連グッズを購入しました!

午後からはナガサキ・ユース代表団のサイドイベントにオブザーバーとして参加しました。

被爆者の定義は私たちが普通考えている1945年に原子爆弾によって苦しんでいる人、原子力発電の事故などによって苦しんでる人だけでなく今生きている人も含まれるという内容のプレゼンでした。

今まで私たちも被爆者であるという考え方をしたことがなかったのでとても驚きましたが自分たちも被爆者であるというように考えると核兵器をより自分ごととして考えることができるので多くの人に伝えたいと思いました。

また中学の時の修学旅行で得た知識が多く出てきて振り返りより学びを含めることができたと思います。その後のディスカッションでは外国の方からも多くの意見が出て、私たちの活動の一つである白黒写真のカラー化についても少し紹介することができました。

 

どの経験も世界の核兵器廃絶に取り組んでおられる方々の活動や意見、国連職員の方々の意見に直接触れることのできるとても貴重な経験です。この経験を生かしてこれからの活動をより良くできるようにしたいと思います。

またいよいよ明日は平和首長会議主催のユースフォーラムです。

これまでの活動、練習の成果が発揮できるよう、そして、

私たちの思いが多くの人に届くよう精一杯頑張りたいと思います!