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広島女学院中学高等学校

更新情報

2016.04.16

中学ホール礼拝より

サイフル・イスラムさん(バングラディシュ)のお話

女学院では、9年前から、バングラディシュの貧しい子どもたちの学校を、JOIN’S FAMILY(遠く離れていても女学院の家族という意味)と名づけて、応援しています。1年間の学校運営費5万円をめざして、中学YWCA部が毎日、校内の売店で募金を行っています。今日は、その学校を運営しているNGO「パールス」のサイフル・イスラムさんにお話しに来ていただきました。01

 

 

 

 

 バングラデシュでは6割の人が、読み書きができません。子どもたちの多くは小さい頃から働いています。自分が学校に行ったことがないお父さん、お母さんたちに、教育の必要性を理解してもらうために、サイフルさんたちは無料のプレスクール(公立学校就学前の子どもたちが行く学校)を作っています。JOIN’S FAMILYはその一つで、毎年35人ほどの子どもたちが学び、全員が公立学校に進学できているそうです。

礼拝の最後に、昨年度集まった募金80,990円を、YWCA部の須澤さんと池田さんが、サイフルさんにお渡し、「私たち女学院生の力で、少しでも多くの子どもたちが私たちのように勉強して、将来の夢を持てるように、今年度もご協力をお願いします。」と全校生徒に呼びかけました。

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 JOIN’S FAMILYの子どもたち、“WE LOVE JOGAKUIN”と書いた紙をかかげてくれています。

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 子どもたちが勉強している様子。学校といっても十分な設備はなく、ペン立てはペットボトルを利用しています。