キリスト教主義教育

わたしたちは神のために力を合わせて働く者であり、あなたがたは神の畑、神の建物なのです。広島女学院 学院聖句より(コリントの信徒への手紙一 第3 章7 節)

他者のために行動する「生き方」と向き合う。

他者のために行動する「生き方」と向き合う。

「信仰なき知識は、知恵ある悪魔をつくる」と、フランスの哲学者・ルソーが言ったように、知識や学問は、正しく用いる人格がなければ有害なものにさえなります。本校の土台であるキリスト教主義教育は、信仰の強制ではなく、礼拝やキリスト教行事、聖書の授業を通して、自らを正しく受け入れ「他者のために祈り行動できる」人格を養い、「身につけた知識をどのように用いるのか」を学びます。

女学院での学び

1887年初代校長となったゲーンズ先生は、「自分を愛するように隣人を愛しなさい」と聖書に書かれているように、周囲の人々や社会に貢献できる豊かな人間性を育むための教育に、情熱を注ぎました。その精神は今も脈々と受け継がれています。「隣人愛」の教えを通じて、多感な時期にある生徒たちの心に、大きな成長をもたらします。

礼拝

礼拝

本校は毎朝、全校の生徒と先生が礼拝から1日をはじめます。勉強に毎日の積み重ねが大切なように、豊かな人格(心)を養うにも日々の積み重ねが必要です。キリスト教の礼拝とは、2000年以上読み継がれてきた聖書の御言葉をともに学び、共に讃美の声を合わせ、先生や生徒の経験や思いを互いに分かち合い、自分の力を越えた大きな存在の前で、自らを深く顧みる時です。毎日のこの静かなひとときが、6年間の中で一人ひとりの豊かな心を育む糧となります。

キリスト教の行事

6月:平和を祈る週

6月:平和を祈る週

6月に行われる「平和を祈る週」には、被爆体験を持つ学校として、また主イエスの説かれた愛と平和の教えをまもるキリスト教学校として、真の平和の実現を祈り、私たちに与えられた課題について考える機会を持ちます。平和のために働かれている講師の先生をお招きしての特別礼拝、学年別の平和学習、生徒の委員会を中心とした平和のための募金活動などを行います。

11月:キリスト教強調週間

11月:キリスト教強調週間

11月の「キリスト教強調週間」では、キリスト教精神にもとづいて各分野で活躍をされている講師の先生方の講演から、自分の生き方や社会のあり方について深く考える機会を持ちます。また施設などへの奉仕活動、障害を待った人たちとの交流や介助実習、高3から中学新入生へ贈る聖書袋作りなどを行い、体験を通してイエスの“隣人愛”の心を学びます。

12月:讃美歌コンクール、クリスマス礼拝

12月:讃美歌コンクール、クリスマス礼拝

12月に入ると、学校中に讃美歌を練習する生徒達の歌声が流れ、学内に飾られたクリスマスツリーやリースとともに、クリスマスが近づいたことを感じさせてくれます。「クリスマス礼拝」では美しい讃美歌のハ-モニー、パイプオルガン、ハンドベル、聖書のメッセージ、また国内の福祉施設、海外の民間援助団体など、助けを必要としている人々への献金をとおして、神様の恵みとクリスマスの喜びを分かち合います。

聖書

聖書

公立学校の「道徳」にあたる「聖書」の授業を通して、自己を見つめ、他者と共に生きる力や価値観(隣人愛)を養います。グローバルな宗教であるキリスト教の価値観や、人類のベストセラー「聖書」との出会いを通して、自己の視野を広げ、世界に通用する価値観や人間性の育成を目指します。