Peace Studies

Peace Studiesとは

Peace Studiesとは

広島女学院の歴史の中で
築かれた教育の柱

「平和観」「対話力」「リーダーシップ」を育成するPSカリキュラムは、生徒の主体的な学びを中心に展開します。学年ごとにテーマを世界へ広げていき、国内外の課題を論理的に考え、自分なりの考えを他者と伝え合いながら、実践することを目指しています。2016年度に行った学習から、一部を抜粋してご紹介します。

キリスト教教育に基づく実践

中・高6年間の“Peace Studies”の取り組み

中学校

1年生

広島女学院の被爆の記録や、被爆者の証言を通してヒロシマの被爆を学びます。平和記念資料館や市内各所の被爆絵碑を実際に訪れ、学んだことをポスターにまとめ、クラスでプレゼンを行います。

また同級生インタビューなどを行うことで、自分自身、友人、保護者からの視点を通して自己理解を進め、自己肯定感を高めます。

2年生

原爆投下がそれぞれの国によって全く違った意味を持つという事実を知り、それを乗り越えて理解し合う方法を考えます。

またSNSの使い方や、クラブ活動を事例にしたケーススタディーを通して、より良い人間関係を築くための方法を考え、実践します。

3年生

長崎と広島の原爆投下の背景について学び、長崎研修旅行で被爆者の思いを聴きます。それらをもとにした小論文で、中学平和学習のまとめをします。

日本社会における在日外国人の状況や在日コリアンへの差別を、自分たちの社会の問題として捉え、また、韓国研修に行った生徒たちのプレゼンもふまえ、多文化共生社会を考えるスタートにします。


高校

1年生

内戦を経験したカンボジアの「痛み」と、日本社会が作り上げた差別による「痛み」について学びます。

多様な背景や「痛み」を持つ他者と、どのように平和を構築できるのか考え、ヒロシマや自身のあり方を見つめ直し、平和実現のための道を探ります。

2年生

沖縄の地上戦・基地問題をテーマに、日本社会の課題を学びます。グループワークや事前研修を経て学びを深め、修学旅行では沖縄尚学高校を訪問し、意見交換します。

またヘイトスピーチや法的地位など、在日外国人をめぐる現在の日本の課題に目を向け、資料やワークショップ、講演を通して学び、多文化共生社会を実現するには何が必要かを考えます。

3年生

6年間の学びの集大成として「核兵器を廃絶すべきか」をテーマに卒業論文を作成し、世界のさまざまな場面で平和を創出していく決意を固めていきます。

また差別を生み出してしまう人間の深層心理を学んで、自らの行動を客観的に見つめ、グローバル社会においてどのように共生社会を構築するかを考えていきます。