2015年 新たなる取組み

中1生から
高い英語力の獲得を目指して

英検準2級以上を持つ生徒対象「特設クラス」

入学時に英検準2級以上を取得している生徒が、英語の知識や英語でのコミュニケーション能力をさらに高めることができるよう、特設クラスを開設しました。2015年度は準2級2名、2級6名の計8名が参加し、海外の大学への進学を目指している生徒もいます。海外から来客があった際にも、率先して応対する機会を設けています。

通常クラス
  • 英語/週5時間
  • 日本人教師による検定教科書を用いた授業。
  • 英会話/週1時間
  • ネイティブスピーカーによる会話用の教科書を用いた授業。

特設クラス

2015年度より改訂

  • 英語/週3時間
    (日本人教師)
  • 2時間(長文を題材にした、英問英答の授業。
    ディスカッションも取り入れる。)
    1時間(TOEFL対策として e-learningを導入し、通常授業で学ぶ単語やフレーズも学習する。)
  • 英会話/週3時間
  • ネイティブスピーカーによる会話やプレゼン、文法などの授業。

point

授業中は教師も生徒も英語しか使わないので、コミュニケーション手段としての英語がしっかりと身につきます。またTOEFL Juniorを年に2回受験することで、英語力の伸びを客観的に把握することができます。

【GI生徒の声(中学時代の取り組み)】

GI一期生|今村 るな(高2)

中学に入学した時は、“Hello, how are you?”くらいの英語力でしたが、英語が大好きになり、学校の勉強だけで中3の時に英検2級を取得しました。Peace Studiesや様々な講演を通して、WHO(世界保健機関)で働きたいと思うようになり、GIに挑戦することを決意。自分の未来像を明確にし、globalとは何なのかを自分なりに考えて選考に臨みました。GIに参加して良かったことは、国籍を問わずたくさんの人との出会いがあり、自分の価値観や世界観が広がり、成長できたことです。今は高校生のうちにできるだけたくさんの国際問題、とくに核廃絶について取り組むことが課題です。そのためにもGIだけでなく、学校内外の活動にしっかり取り組んでいきます。

GI一期生|中島 敦帆(高2)

中学の頃の私は、英語は小テストもほとんど毎回のように追試という成績でした。GIに応募したのも、運動が苦手だったので「運動以外で活躍できることを見つけたい」というぼんやりとした気持ちがきっかけでした。そんな私でも、GIに入ると挑戦してみたいと思えることがたくさんあり、最初はあまり興味のなかった短期留学や、模擬国連にもチャレンジしました。まだまだ課題も多く、GIと他の勉強の両立で苦労することもありますが、GIでの時間は、女学院に入学してから最も自分の成長を感じられるものになりました。

高1生 から
Global Issues

高校1年生から受けられる新科目、「Global Issues」の設置。

高校1年生から受けられる新科目、
Global Issues の設置。

本校が目指すグローバルリーダー像「核の惨禍のない世界を創るしなやかな女性」の育成を加速するため、新科目としてGlobal Issues(GI)を設置しました。意欲の高い生徒を選抜し、主に英語で平和学や核軍縮の探求を行います。さらに、より高い英語力を身につけるためにTOEFL対策授業の受講、TOEFL e-learning、TOEFL iBTの受験を義務付けています。

学習内容

担当教員 内容
ネイティブの大学教員 「平和学」「核軍縮」をテーマに課題研究を行う。
発言の際には、生徒も英語を使用する。
グローバル教育推進部 生徒によるリサーチ、ディスカッション、
アクティビティ、課題制作を行う。
外部講師(大学教員など) TOEFLに熟達した外部講師によるTOEFL対策授業。
受講者にはTOEFL iBTの受験を課す。
IGS(海外進学やグローバル
人材育成を行う教育機関)
東京医科歯科大学や立教大学の学生をメンターとして、
ウェブサイト上で平和学についてディベートを行う。
外部講師
(大学教員及び大学生など)
グローバルリーダー育成のための特別授業を実施。
一橋大学特任教授でありIGS学院長の福原 正大氏による授業などで自己発信力や深い教養を身につける。
GI選択者以外の希望者にも開放する。

国内外の研修

高1生
英語で平和学を学ぶ

山梨学院大学と連携し、GI選択者全員が研修に参加。大学教授や留学生とともに、英語で平和学を学びます。

高2生
海外でのフィールドワーク

2年間の学びの集大成として、海外の高校・大学・国際機関に生徒を派遣し、英語で課題研究を行います。(2016年度の実施に向けてプログラムを開発中)

山梨学院大学iCLA
“Global Issues Camp”

日程/2015年12月21日~23日

核軍縮に関する学びを英語で行う3日間のプログラムに高1生徒30名が参加。英語漬けの環境の中で、講義だけでなくアクティブラーニングで学ぶ時間もあり、海外の大学に留学したような経験ができました。山梨学院大学は核軍縮を多角的な視点からとらえる講座や講師陣が充実しています。生徒たちはこのプログラムを通して、英語で核軍縮を議論できるコミュニケーション能力や、社会課題の合意形成におけるリーダーシップ力を高めることができました。

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講師の紹介

福原 正大 先生
福原 正大先生
慶應義塾高校、慶應義塾大学経済学部卒業。INSEADにてMBA。グランゼコールHECにて国際金融修士(with Honors)。筑波大学大学院企業科学博士課程修了(経営学博士)。1992年に株式会社東京銀行入行後、2000年に世界最大の資産運用会社バークレイズ・グローバル・インベスターズ株式会社に入社。最年少Managing Director、取締役を経て、未来のグローバルリーダー育成スクールIGSを設立。一橋大学院特任教授。
今西 一太 先生
今西 一太先生
広島県広島市出身。広島大学総合科学部卒業。東京大学大学院修士課程修了、博士課程満期退学(言語学専攻)。専門は言語学および外国語教育(英語・ドイツ語)。2012年、広島市でSchool Imanishi英語学院を立ち上げ、中高生から四技能のバランスの取れた英語力を身につけるための英語教育を行う。現在、School Imanishi英語学院講師、広島大学講師などを務める。TOEFL iBT 101点、TOEIC 940点、ドイツ語技能検定試験1級。研究者としての専門は記述言語学、アミ語(台湾原住民語)。
今西 一太 先生
ジェイコブズ・ロバート先生
米国ミネソタ大学ミネアポリス校卒業、学士号取得。米国イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校大学院博士課程修了、博士号取得(歴史学)。専門は歴史学(世界の核兵器・核戦争の歴史と文化、核のテクノポリティクス、世界の冷戦、ヒバクシャ研究、戦争・平和研究、軍事植民地主義、アメリカ例外主義)。核問題について幅広い視点から捉え、特に最近は核実験についてのフィールドワークに力を入れている。広島市立大学広島平和研究所准教授。